• ホーム
  • 製菓業界専門雑誌 so good..最新号のご案内

上を目指す人必見。
世界のパティスリーを紹介するヨーロッパ製菓業界の専門誌製菓専門雑誌

so good.. 最新号のご案内

so good #30

  • 製菓専門雑誌 so good #30
  • 創刊
    2008年
    発行元
    食専門出版社グルッポ・ヴィルボ (スペイン)
    発行形態
    年2回
    体裁
    30 x 23 x 2.7 cm 312ページ (英語)
    定価
    5500円(税込)
    ※数量限定 カリョー特別価格

    ※So goodマガジンは、 カリョー店頭での取り扱いのほか、カートからのご購入も可能です。
    定期購読も受け付けております。

So good#30 概要

So good 30号は…
 雑誌でも、本でも、レシピでもない。アルバムでも、もちろんノートでもない。so good..はso good..でしかない。それが30号を迎えたのだ。数秘術によると、30はクリエイティブで、前向きで、想像力豊かで、ポジティブなエネルギーを持つらしい…鵜呑みにする気はないのだが、確かにso good..はこれまで、クリエイティブで想像力ゆたかなパティシエたちを応援してきたし、ときに見落とされることもある職業、パティシエの未来は明るいと信じ、エールを送ってきた。

この特別な号に協力してくれたパティシエの多くのシェフは30代。30代と言えば、クリエイティブな衝動性が緩やかになり、人生をある程度、歩んできたなかで経験もそれなりに積んで、そろそろ人のために何かしたい、人と共有したいという気持ちが湧いてくる頃だろう。キャリア人生でいえば、集約、再確認、より穏やかで筋道の通った活気によって、実りも多い時代だ。

数字はともかく、今や私たちのこの出版物は五大陸で販売され、異なる文化で生活をする何万人もの読者を持ち、私たちはパティシエという職業がガストロノミーの頂点で活躍していることを視覚的に伝えることに誇りを持っている。

今号では、誌面デザインのマイナーチェンジも行った。賞賛すべき30代のシェフたちの作品を読者の皆さんが眺めている頃、私たちは31号に向けて動き出しているはずだ。
(so good..編集部)


 とうとうこの雑誌…スペインの編集部によれば「出版物」…も30号を迎えました。表紙はこのサイズ感でわからなかったのですが、フランスの郷土菓子、カリソンの再構築でした。伝統的な菓子は今も、現代のパティシエたちのインスピレーション源になっているということなのでしょう。
 今号では、偶然にもモンブランをテーマにしたシェフが2人います。ひとりはマロンクリームに合わせるシャンティ―に工夫を、ひとりはマロンではなくご当地素材を使ってアレンジ。日本では特に人気の高いケーキですが、so good..に登場したことはあまりありません。再注目の予感がします。
 「発酵」は食品業界全体でキーワードになっていますが、今回もコンブチャ、味噌を使った作品がありましたし、「酵素の働き」をテーマにしたシェフもいました。プラントベースも私たちの未来にとって無視できないテーマになっています。そして多様性――違うことを尊重し、違うことを誇る――が表現された作品も見つかります。
 日本では、銀座のイノベーティブイタリアンレストラン「FARO」で活躍する加藤峰子シェフを取材しました。レストランには肉や魚を使った通常のコースとベジタリアンコースが用意されています。ですが、加藤シェフはどちらのコースでもプラントベース、つまり動物性素材を使わないデザートを作っています。特に動物性素材の必要性も感じないし、たとえば「卵の代わりにアレとアレを使ったらどうだろう」ということを始終考えていて、それが楽しいのだと話していました。
環境保護活動家でもある彼女のデザートは、その確固たる信念がこめられていながらも、目を楽しませ、舌を魅了します。里山の花を敷き詰めたタルトを食べながら、子供の頃、慣れ親しんだ風景がいつか失われてしまうかもしれない、そんな寂しさ、せつなさがこみ上げました。「100年後の農業を見据えている人の素材しか使わない」という彼女のまなざしは今も忘れられません。
 記念すべき30号で、未来の潮流を感じてください。
(so good..日本担当記者、松野玲子)

So good#30 目次

アモーリ・ギション
マルティン・ディエス:コーヒーとアーモンドのカリソン(表紙作品)/チョコレートとキャラメルのスナック/ルビー・ヌガー/ホワイト・ルビー・ヌガー/大豆とバルナッツのジグザグ
ディナラ・カスコ:ドリームケーキ/渦巻ケーキ
ヘスス・エスカレラ:クルミの木/ヴァニラの花/コンブチャ・イスパハン
ナタリー・イン:イチジク、ココナッツ、マ・ザミエルとイチジクの葉のソース/柑橘、フロマージュブラン、オリーブオイル、ジンジャー
フアン・ゲティエレス:ムーン/インテンス・ストロベリー/ミロ
ルック・クルゼイヤス:ディスク・バジルレモン/ディスク・キャラメル&プラリネ/ディスク・100%チョコレート
レネ・フランク:ビーツ、クランベリー、絹トウフ、ライム
フランシスコ・モレイラ:ブラウン/ブラック/ホワイト
ミン・アイ・ロイ:ブラック&ピンク/フルール・ド・カフェ/サラワク・クィー・ラピス
サミュエル・デュクロトワ:モンブラン/そば粉のキャラメルサブレ/ベリーとセージのメレンゲ
ダヴィッド・ヒル:アイス・ブラックレモン/アイス・ブレッド&オイル、チョコレートを添えて/アイス・オレンジ
ブランカ・デル・ノヴァル:スイバ、クレームフレーシュ、樅のアイスクリームケーキ/どんぐりと味噌のクレーム・ブリュレ/エルダーベリーのエスプーマ、テレビンスの実のコーヒークランブル
ヘスス・カマチョ:“1時間短い”モンブラン/ゴーフィオ粉のチーズ
■3つの飲むデザートと3つの食べるカクテル
ルイス・アマド:ザ・フレンチ75/オールド・ファッション/ブラディ―マリー
イエレーナ・アンテル:クレープ・シュゼット・カクテル/ポワール・ベル・エレーヌ/チェリークラフティ―・カクテル
ケセニア・ペンキア:<グラサージュの技術>アーモンド・プラリネ
テジャスヴィ・チャンデラ:レモンシュークリームのパティサ/イマルティとジャムン
加藤峰子:エコシステム(日本名:ゆりかご水田米の恵み)/ウォーター・オン・ザ・ロック/日本の里山 花タルト
グザヴィ・ドネー

製菓業界専門誌 so good.. とは?

「so good」は2008年にスペインで創刊された製菓専門誌です。毎号、スペイン、フランス、日本をはじめ世界で活躍するパティシエ、ショコラティエのフィロソフィー、クリエイションに対する情熱などを、レシピと美しい写真とともにご紹介しています。
日本・アジア地域の取材・執筆は フードライター松野玲子氏が担当しています。

So goodマガジン オフィシャルサイト(スペイン、英語)
So goodマガジン Facebook(スペイン、英語)
So goodマガジン Facebook(日本語)

so good日本担当記者 松野玲子

so good日本担当記者 松野玲子 プロフィール

アメリカ留学後、日本でファッション業界紙の翻訳に携わり、その後フードライターに転身。食の専門誌を中心に、パティスリー、ブーランジェリー、レストランの取材・執筆を行う。「so good」には2009年より寄稿し、日本のパティシエとその作品を紹介する。

  • 大量購入・カタログ注文
  • 教えて!カリョーさん

商品カテゴリー

カリョーについて
  • カリョーyoutubeチャンネル
  • カリョーインスタグラム

カテゴリーから探す